ADVANTAGES

130年以上の歴史の中で培われた知識・技術・経験・お客様とのつながりを活かし、日々新しいビジネスと新しい感動を創造すべく挑戦し続けている兼松。
ここではそんな兼松の強みや特徴をお伝えします。
ADVANTAGE 01

兼松は “事業創造集団” である。

昨今、投資会社の側面が強まっている総合商社ビジネス。
兼松は総合商社でありながら、事業創造に重きを置く独自のポジションをとっている。1を10にするのではなく、0から1を生み出す、そんなビジネスを展開している。花に例えると、利益を生むまでのプロセスとして、投資はある程度育て上げられた苗を買い上げることで花を咲かせる。一方、兼松は、種から育て上げて花を咲かせる。この種から苗にまでする(0から1を生み出す)部分がまさに事業創造である。

資本力を活かして事業を買収するのではなく、お客様と一緒になって事業を創造していく。結果として、兼松は他社の入り込まないニッチトップをいくつも確立している。顧客のニーズを創造し、実現する。兼松の事業創造は常にお客様の為にある。

COLUMN
兼松がこのスタンスを貫いてきた背景には、創業者・兼松房治郎の「起業家精神(伝統的開拓者精神)」が強く影響しています。前例のないビジネスを、自分たちの手で生み出すことに、そして、ゼロベースからお客様との関係を育んでいくことに価値や意味を見出してきたからこそ、兼松の今があります。時代は変われど、“お得意大明神/Customers are always right”の思想は変わりません。
ADVANTAGE 02

兼松は “少数精鋭” である。

他商社に比べて兼松の従業員数は決して多いとは言えない。少数精鋭とは、規模感にかこつけて出た言葉かもしれない。ただ、兼松単体の1人当たりの売上高は約5億円。数字が大きければいいというものでもないが、年間で一人が5億円もの仕事を背負っている。営業社員ベースで言えば一人当たり約10億円。「裁量が大きい」という言葉では生ぬるく聞こえる程に、兼松パーソンのプレゼンスは高い。

もちろん一人ひとりの勉強量・負担・責任は大きくなる。その経験を通して、一人の人間として、一人のビジネスパーソンとして確実に成長できる。それは自らが主導して新規事業を立ち上げたり、時には新規に会社設立(起業)することをも意味している。これが『事業創造集団・兼松』の姿であり、これからも目指し続けるところである。

COLUMN
1999年に構造改革を経た結果、10年目以内の若手社員が全従業員の4割を占めるほどに若手が多いという特徴を持ちます。そんな兼松だからこそ、1年目から裁量が大きく・責任感の大きい業務が与えられます。時には重圧がかかることもありますが、それらを受け止め、一歩一歩前進する社員は、いち早く一人前の商人として成長していきます。
ADVANTAGE 03

兼松は “個性共存体” である。

兼松という組織を形容するなら「個」。それは、多様な個性が乱立しつつも共存する側面や、担当するビジネスに対してまるで個人事業主のように「会社=ビジネス」ではなく「個人=ビジネス」というスタンスで臨む商魂が根付いていることに起因する。そうした各々の個性を許容し合う社風は、社員一人ひとりが主役として、ビジネスの主人公を担っていることを社員同士が認め合ってきたからこそ定着した文化であり、「切磋琢磨」の呼び水となって個人の成長の糧となっている。

COLUMN
個が尊重される組織では、努力をし続ける限り様々なチャンスが巡ってきます。「主体性を発揮したい」「能動的に行動するのが好きだ」という人とっては、充実したキャリアを歩みやすい環境であることは間違いないでしょう。もちろん、相応の責任も負うことになりますが、それが達成感を大きなものにしてくれるはずです。
ADVANTAGE 04

兼松は “ユニークな総合商社” である。

兼松は非財閥系の独立した総合商社である。そのポジションが、しがらみのない独創的なビジネスを世界中で生み出す原動力となっている。この事実が如実に表れているのが「世界中の誰とでも名刺交換をする」と言う気概だ。「可能性」を感じることができる相手であれば、企業の規模や歴史、地域に関係なく、手を取り合ってともに新たなビジネスを模索する。この「自由度」こそ、兼松でビジネスに挑む醍醐味であり、自分発のユニークなビジネスを創出する追い風にもなっている。
時代の変化に取り残された企業に未来は無い。特に商社は、時代の変化に合わせて、その機能や役目を多角化させ、存在価値を高めてきた。ともすれば変化や進化を妨げるしがらみが無いことが、兼松をユニークたらしめている。

COLUMN
しがらみの無いビジネスとは言え、兼松では唯一行わないビジネスがあります。それは投機的投資です。広辞苑によれば、「投機」とは、損失の危険を冒しながら大きな利益を狙う行為とあります。もちろん、ビジネスにリスクは付き物ですが、堅実性を伴わないある意味外的要因任せの投機ビジネスで得た利益に、価値を見出さないのが兼松です。「もうけは商売のカス」と説いた創業者・兼松房治郎の精神は、こんな所でも連綿と受け継がれています。
MESSAGE
兼松グループは創業130年以上の伝統を有しながらも新しい発展を繰り返す企業である。その変化の担い手となり、発展を牽引するのは若い世代。つまり、これから兼松に入社する君たちが兼松を次代へとリードしていくことになる。
兼松が持つ強みに何か感じるものがあったなら、是非兼松のトビラを叩いてほしい。そして、思う存分、自分の可能性に挑んでほしい。