TOP INTERVIEW

ビジネスを牽引する主役となり 時代の変化に活路を見出しながら あなたならではの事業を創出してほしい
宮部 佳也
代表取締役社長
当社に興味をお持ち頂いた就職活動中の皆さんへ
こんにちは、兼松株式会社代表取締役社長の宮部です。
The world leading pioneer companyの採用HPへようこそ!
これから皆さんに向けた兼松のメッセージをお伝えしたいと思います。
CHAPTER 01

兼松の根底にあるもの

事業創造集団を標榜し、創業以来130年以上の歴史を積み上げてきた兼松。この歩みを根底で支えてきたものは、お客様の利益、引いては社会の利益に貢献しようと、誠実にビジネスに邁進してきた社員たちの努力に他なりません。目先の利益ではなく、実利を追求してきた結果が、「電子・デバイス」「食品」「食糧」「畜産」「鉄鋼・素材・プラント」「車両・航空」という6分野において、世界規模でプレゼンスを発揮する今日に帰結しています。しかしこれもまた、発展途上。現在も、未来に向けたさまざまな施策に取り組んでいます。
CHAPTER 02

変化を起こす側に立ち、ビジネスの立役者を目指してほしい

コロナ禍を受けて、社会は大きな転換点を迎えましたが、兼松もまた変化の渦中。働き方、商社のあり方、兼松の未来……さまざまな議論が社内で交わされています。そして思うのです。変化を糧に飛躍してきたのが総合商社・兼松。だからこそ、この変化を存分に楽しみながら挑戦してほしいと。時代の潮流であるDXを始めとするデジタル化を例に挙げてみましょう。社内の業務効率化や働き方に資する「内向きのDX」はもちろん、ビジネスのあり方や商流そのものを生み出す「外向けのDX」まで、私たちが介在できる領域に制約はありません。変化を起こす側に立ち、自分の足跡として先々に記憶されるようなビジネスの立役者を目指してほしいと考えています。
CHAPTER 03

多様性に溢れた力強い会社へ

変化の激しい今だからこそ、新しいアイデアを出し、貪欲にビジネスチャンスを探していくタフさがある商社が活躍する時代であると言えます。そして新しいアイデア創出には、組織内の多様性が不可欠です。同じバックグラウンドをもった人間だけではイノベーションを起こすどころか、環境の変化にすらついていけない。人が一人で出来ることには限りがありますが、複数の知恵と発想が合わさることにより、無限の可能性が生み出されます。
CHAPTER 04

困難を乗り越え、やり抜いた先にしかない価値がある

一見、商社は華やかに見えるかもしれません。もちろんそうした一面があることも事実です。しかしそれは、困難や難題に心血を注いで取り組んだ日々の先にのみ存在する「成果」の一部を切り取ったに過ぎません。優秀な人材は、すべからく苦労をしています。ある意味、商社パーソンの資質で最も大切なのは「やり抜くこと」と言っても過言ではないでしょう。
その初志を貫徹しようとする誠実さが同じ目的を共有する仲間の信頼獲得につながり、大きなビジネスを成功に導く原動力となります。「やり抜いた先の成果」「やり遂げた先の学び」「志を共にする仲間」には、何事にも代えがたい価値があります。正に、たゆまぬ努力をした者のみが手にすることができる結果なのです。
CHAPTER 05

経験に勝る学びはない だから多くの経験をしてほしい

新人の頃、現在でいうところのハードディスクドライブに用いるモーターを供給するビジネスを立ち上げました。結果として10社を超えるシリコンバレーの企業と取引を交わすビッグビジネスに育ちましたが、当初モーター制作を請け負ってくれる企業は皆無でした。図面を持ってメーカーを訪問して、断られる……そんな厳しい日々が続きました。最終的に、あるベンチャー企業がこのビジネスの可能性に共感し、協力を快諾してくれましたが、そこに至るまで、そしてビジネスが軌道にのるまでには、多くの困難がありました。そして、その先には、大きな達成感と貴重な学び、素晴らしい出会いが待っていました。若い内にそんな大きなビジネスに携われたこと。さらに、やり抜くことの意義を実体験で学べたことは、今思うと幸運でした。
CHAPTER 06

変化の時代だからこそスピードが武器になり行動が決め手になる

今の若手はプレゼンのスキルなども高く、優れた人材が多いと感じます。その一方で、「最初の一歩」が遅い・重いと、感じることが随所であります。慎重に考えるあまり行動が遅れるという理屈はわかります。ただ、変化の時代である今は、スピードそのものが武器になります。極論、PDCAのDから始めて、動きながらのプランニング・軌道修正でいいのです。兼松は個々の社員に裁量を持たせています。だからこそ、先行者としてマーケットの機先を制してほしいと思うのです。就職活動では、特別なスキルや資格が注目されがちです。しかし、「行動を起こす勇気」、そして前述の「やり抜く力」といった素養が、地味に見えても本質的には肝要であることを、応募者の皆さん、そして兼松の社員に改めて肝に銘じておいてほしいのです。
CHAPTER 07

兼松の環境を存分に活かし、あなたならではのビジネスを

兼松では世界中ありとあらゆる分野のビジネスができます。そして、自分の想いを直接ビジネスに込められる裁量を持ち、自らコントロールできる規模感で仕事ができます。その環境を存分に活用して、あなたならではのビジネスを創造し、育てていってほしいと願っています。さらに言えば、今後、商社が果たしていく機能の一つが、イノベーションハブの役割。私たちが持つ、情報・知見・ネットワークを駆使することで産官学のシナジーを促し、さまざまな分野でイノベーションを起こしていく。そんな革新の起点・基盤となるようなビジネスの立役者を目指していってほしいと思います。兼松の次世代を担う方と共に働く日が来ることを、楽しみにしています。