兼松株式会社Kanematsu Corporation.
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失敗の美学〜若手編〜

震災直後の電池の特需
〜改めて気が付いた「当たり前」のこと〜

野澤 亜衣 電子・デバイス部門 電子機器部 第三課
2010年入社/外国語学部国際関係学科卒
休日の楽しみは、バレーボールをすること。事業創造集団を掲げる兼松に入社したからには、「いつか新しい商売を創りたい」と意気込む。いまや商社ウーマンとして第一線で活躍する野澤も、就職活動では色々と失敗も経験したらしい。ためしに受けた会社の面接では、志望理由を堂々と「興味本位で」と答えてしまい、見事に不合格だったとか。

01鳴り止まない電話とFAX 震災が起こした電池パニック?!

これまで幸いにして致命的といえるほどの失敗はありませんが、それでも「やってしまった!」というエピソードが一つだけあります。2011年3月11日に起きた東日本大震災後の混乱の中での経験でしたので、そのときに感じたさまざまな出来事とあわせて印象深く記憶に残っています。

私は入社以来、兼松の電子機器部に所属しており、そこで日頃皆さんが使っているリモコンやライトなどの電力源となるアルカリ電池の製造・販売事業に携わっています。簡単にビジネスモデルを説明すると、兼松がアルカリ電池の生産技術を中国の工場に移転し、そこで自社ブランドの乾電池を生産、日本に逆輸入しています。輸入された乾電池は、普段皆さんが乾電池を購入するような小売店向けに販売しています。もしかしたら、皆さんのお宅で使っているリモコンの中の電池は、実は私たち兼松の電子機器部が製造に関わった乾電池かもしれません。(!?)
震災が発生したときは、まだ入社1年目の3月を迎えたばかりで、今ほどいろいろな仕事を任されていたわけではなかったのですが、それでも新入社員なりに「仕事に慣れてきたかな」という感覚を持ち始めた時期でもありました。

震災が起こったのは金曜日でしたが、週明けの月曜日に出社すると、始業前にも関わらず取引先からの電話が鳴りっぱなし。FAXの受信トレイには厚さ10cmを超えるほどの用紙の束がどっさりと積み上がっていました。そして、なんとそれらは全て乾電池の注文書だったのです。こんなことは、これまでもこれからも一度も経験のないことでしょう。

02工場へ発注メールを送ったつもりが……あわや、「ありえない失態」に

前代未聞の事態に課のメンバー全員でしばし呆然としていました。それもつかの間、ひっきりなしにかかってくる電話や、メールでの問い合わせへの対応で、職場はすぐさま蜂の巣をつついたような状況になりました。震災により、多くの地域でインフラがストップしてしまったため、”手持ちで運べる電力"である”乾電池”の需要がひっ迫し、全国的に店頭から商品が無くなってしまう事態が起きていたのです。
それからの数日間、消費者の不安に応えようと必死の取引先各社からは、途切れることなく注文や問い合せが寄せられました。そして、朝から晩遅くまでその対応に追われる日々が続きました。

ついやってしまったのは、そんなときでした。在庫を保管する倉庫への問い合わせや中国工場への発注を次々に処理していたとき、工場への発注(注文するということ)メールを間違えて違う相手に送ってしまったのです。アドレスが工場担当者のものとあまりに似ていたため、よく確認をせずに送信ボタンを押してしまいました。送ってから間違ったことに気づいたのですが、もちろん取り消しはできません。

あのときほど冷や汗をかいたことはありませんでした。送った相手がたまたま電池とは関係のない方だったため、ことなきを得ましたが、もしそうでなかったら”何円”で契約しているかという社内機密情報が、社外に漏れてしまう大失態です。ビジネス上あり得ないミスであり、今思い返しても胃をグッと握られるような失敗談です。それ以来、メールやファックスの送信の際は、必ず最低3回は宛先を確認する習慣がつきました。

この失敗を以後の教訓にしたことは言うまでもありませんが、震災を契機とした一連の経験からは、実はもっと大きな気づきを得ることができたように感じています。

03震災で気づいた仕事の重みと兼松社員としての誇り03

震災によって電気が止まったことで、普段当たり前のように送っていた日常が、けっして当たり前ではないことに気づかされました。生活を支えている大切な電気が、この小さな電池の中に詰まっているんだなと、改めて感じたりもしました。考えてみれば、電池に限らず商社が扱う商品どれ一つ取っても、それは暮らしになくてはならないものばかりで、この時に自分の仕事の重みを実感できた気がしました。

それから、自分にとって兼松への入社が間違いではなかったと、再確認できることもありました。震災の影響で自宅待機となっている部署もある中、私の課は連日フル稼働しなければならない状況でした。しかし、その状況に不満を募らすような空気は一切なかったのです。電気がなくて困っている人々の元に少しでも早く商品を届けたい、という想いから、課のメンバー全員が一丸となって頑張っていました。

また、当時、圧倒的に電池が不足して供給が追いつかない状態ではありましたが、これを機に「少し値段を上げてもいいのではないか?」などという考えは、一度も頭をよぎることがありませんでした。需要が多いときに高い価格で販売するのは、商売のやり方としては定石かもしれません。しかし、兼松はそうした手段を選びませんでした。

一時の利益を確保するために、困っているひとの足元を見て商売をしたとすれば、企業としての信頼を失いかねません。利益だけを求めた商売では、長期的に見た際に、お客様との長いお付き合いの関係にはなれないと思います。やはり兼松は、お客様への「お役立ち」の理念がベースにあるからこそ125年目を迎えられているのだと思います。そんな当たり前ではない時に、当たり前のように「誠実な商い」をした兼松の一員であることに、大きな誇りを感じました。

Others Mistakes 私たちの失敗

【人事総務部】20代/男性

負傷(前歯欠損、中手骨骨折)した状態で1週間出張へ。学生さんの採用面接に臨んだのだが、「最後に何か質問ありますか?」の問いに対し、ほぼ全ての学生さんが「(色々と)どうされたのですか?」との返し。貴重な質疑応答の時間を無下にしてしまい、申し訳ない次第でした。

【食品第二部】20代/男性

インドに出張した際「現地の文化を知るために体当たりで実践しなきゃ!」と思った私は食事の際に早速出てきたインドカレーを右手を駆使して手だけで食べ始める。すると同席していた現地のサプライヤー2-3人は当たり前のようにスプーンを注文し優雅に食事を開始。サプライヤーからは「この人は何で手で食べてるんだろ」という視線。予想していたよりもスープっぽいカレーに悪戦苦闘しながらここまでくるとスプーンをくださいなどとは決して言いだせず、挙句の果てに「スプーンの方が食べやすくない?笑」と諭される始末。インドでは手で食べる人もいればスプーンも普通に使われており、その事実に驚く私に対して「今は日本に忍者はいないでしょ?STREOTYPEですよー」と。固定概念に縛られちゃだめですね。文化の違いとは難しいです。

【食品第二部】20代/男性

独特の商社用語が多いこの業界において、私が会社に入った直後に先輩社員が“インドネシア”を“ネシア”と略していることに謎の憧れを抱きました。その後、アメリカはサンフランシスコの話題になった際にすかさず私は「シスコいいですよねー!シスコ!シ・ス・コ!!」とドヤ顔で連呼すると先輩から「お前行ったことあるの?サンフランに?」と返され「そっちかー!!」と悔しい思いをしました。どっちが正解かは知りません。ちなみにサンフランには行ったことありません。

【畜産部】20代/男性

客先に気に入られようとなんでもYESと答えていたら、土曜日にスーパーのマネキン(売り子)をやることになっていた。

【畜産部】20代/男性

合コンの案内メールを間違って客先に送信してしまった。

【畜産部】20代/男性

入社当時、外国人からの電話にびびってしまい、無言で受話器をそっと戻した。

【財務部】20代/男性

かつて、「失踪事件」を引き起こしたことがあります。
あれは、入社して半年ほど経った頃のことでした。
その週は、課長が出張で不在にしていたのですが、そんな時に限って問題は起こるもので、朝一の緊急会議が入り、私が出席することになりました。
連絡を受けたのは、始業の1時間前で、OJTはまだ出社していません。
私は、ともかく会議室を確保すべく、社内を駆け回りました。
やっとの思いで場所を確保し、関係部署に連絡しに行くと、約束時間の30分前にも係わらず、お客さんは既に来社しており、そのまま会議に突入することとなってしまいました。
その頃、外為課では、OJTが出社し、私の残した“朝一で会議あり”のメモを発見。
ところが、会議室の場所が分からず、私の姿は見えません。
朝から課員総出で、新人探しの大騒ぎ。これが、失踪事件の顛末です。
会議が終わって戻ってきた私は、たっぷりとお灸を据えられました。。。
特に新入社員だから、というわけではありませんが、ホウレンソウはやはり大事です。
人に迷惑をかけてしまいますからね。
この場合には、会議室の内線から、OJTに電話連絡をするべきでした(反省)。

【プラント船舶部】20代/女性

入社して間もない頃の失敗談です。
ある日、電話がかかってきていつも通り受話器を取って対応しました。
しかし、何度聞き直しても早口で「バロイのトリです。」と聞こえ、何を言っているのか全然分からなくて、当時のOJTに「バロイのトリという方からお電話です」と電話をつないでしまい、 その後すごく笑われました。その方は元々私の課にいたハノイの駐在員の方でした。。。!!(答えを知りたい方は、セミナーにお越し下さい!)
この話は未だに飲みの席でネタにされています。電話はちゃんと聞きとらなきゃいけないと改めて思った瞬間でした!

失敗の美学〜ベテラン編〜