MEMBER 01
広域

電子・デバイス

CHOU KANSEI
張 涵成
電子材料部第四課
2016年入社
国際言語文化研究科専攻 修了
不忘本我 迎唯而上
OUTLINE
OUTLINE
張は、スマートフォンや液晶ディスプレイ、車載用途、エレクトロニクス関連の部品や素材を幅広く取り扱う電子材料部に所属。その中で、世界大手企業への日本製レンズの販売を担当している。「お客様のレンズへの要求は厳しく、品質等の問題が頻繁に起きるので、日々トラブルに対応。お客様とサプライヤー、双方にとって良い成果につながるよう尽力しています」
EPISODE

自分が正しいと思う方向へ
踏み出す勇気がもたらした成功。

それは入社後、わずか半年のことだった。張は、新規で、世界大手プラットフォーマーでスマートフォンも製造しているX社へ日本のローカル精密加工メーカーKのレンズを販売するという大役を任された。「すでにX社とK社との交渉は始まっていたのですが、設計の仕様も決まらないまま、交渉は難航していました。そこで私に求められたのは、X社とK社双方の意思疎通を図り、交渉を推進する役割でした」

とはいえ、当時の張には技術的知識はない。そのため交渉に先立つ数週間、先輩のレクチャーのもと案件の概要や現時点での問題点等を把握し、万全の下準備を行った。そして最初の定例電話会議へ臨んだ。しかし、「お客様のX社が不安に感じていることも、ローカルメーカーK社に何を要求しているのかもわかっていました。それなのに、怖くて一言も発言できないまま会議が終わってしまいました」

そんな張が殻を打ち破ったのは、3回目の定例会議だった。「ここで発言しないと案件ロストになる。それほどK社に対するお客様の態度は硬化していたのです。不安しかありませんでしたが、何とか勇気を振り絞って、自分が正しいと思う意見を述べました」・・・その発言を境に、張は急速にお客様との距離を近づけることに成功する。「そこが聞きたかったんだ!」と表情が明るくなったお客様が求めていたのは、張の本心だったのだ。

その後も張は交渉の推進役として重責を果たし、設計の仕様もついに決定。試作〜量産段階では、数多くのお客様の厳しい要求に、K社とともに善後策を話し合いながら即応した。また、お客様を日本に招いてK社の工場へ案内し、その高い技術力を認知してもらうなど、双方の信頼関係構築に尽力した。

そして翌年、K社のレンズを搭載したX社の新機種がリリース。市場で高い評価を受けた。「お客様は新機種に社運をかけていました。そんな想いに応えることができたことが何よりもうれしかったです」

張は初仕事を通じてつかんだ「自分が正しいと信じる方向に向けて、最後までやり抜く大切さ」をモットーとして、今も仕事に向き合っている。

SHIBAURA TOKYO
Q&A
兼松で働く魅力
裁量権が与えられる一方で、何か問題が発生した時は、先輩や上司が、私の意見を聞いてくれた上で、解決策の相談に乗ってくれます。入社早々の新規案件で奔走していた際も、課長は私の頑張りを見て、健康状態まで心配してくださり、そのあたたかい想いに感動しました。日々皆の人の良さを感じる職場で働けることが幸せです。
今後実現したいこと
兼松が事業主体となって遂行できる新しい案件を実現したいです。「担当している電子材料とITをつなげることができれば面白いことができそう」などと、上司と相談しながら、個人的にもいろいろ考えています。
あなたにとって商売とは?
どんなに大きな商売でも、現場の担当者の努力は不可欠。商売は、一人ひとりの苦心と努力の結晶だと考えています。また、人と人とのつながりが大事で、商売はそこから徐々に大きくなっていくもの。お客様とサプライヤーの間に立ち、ゼロから信頼関係を構築し、商売を軌道に乗せた経験からそう実感しています。
仕事の失敗談
入社1年目の頃、お客様からのリクエストを、サプライヤーのメーカーさんにメールでのみお伝えした際、ちょっとした誤解が生じ、先方の反感を買う事態となったことがあります。センシティブで重要な内容については、メールではなく、電話での説明、あるいは直接会うべきだったと猛省しました。
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