MEMBER 01
広域

食品

HAJIME HANAOKA
花岡 肇
食品第二部調理食品課
2014年入社(キャリア入社)
経済学部経営学科 卒
情熱
OUTLINE
OUTLINE
花岡が担当しているのは、加工品と呼ばれる調理食品全般。当課の特徴は、素材に手を食えた加工品であれば“何でもあり”であることだ。「例えば、私が以前取り組んでいたのは鶏肉の加工品。原料チームで付き合いがあったタイのサプライヤーと連携して加工品をつくり、日本国内に販売するビジネスでした。今年は水産関係や野菜関係の加工品を主に扱っています。このように守備範囲が広い中、その都度、様々な課とチームを組んで商売に取り組んでいます」
EPISODE

相手を信じること。
それが奇跡を生む。

花岡が新卒で入社したビールメーカーを辞し、兼松に転職した2014年。ちょうどこの頃、中国産食品に対する不信感の高まりを受け、日本社会全体にチャイナフリー(中国産原料不使用)が起こり始めていた。その影響をもろに受けたのが、中国大連にある兼松出資の合弁会社(食品加工工場)だ。「日本向け輸出・販売に軸足を置いていた会社なので、日本の市況が直ぐに数字に跳ね返ってしまったのです」

その年の合弁会社の決算はマイナス200万元(≒3,000万円強)。この状態があと一年でも続けば、兼松として撤退を含めた検討をせざるを得ない状況だ。そこで白羽の矢が立ったのが花岡だった。「逆風が吹き荒れる中でも、商品を使い続けてくれているお客様がいました。そのお客様を裏切ってはいけない」そんな想いを胸に、花岡は大連に向かった。

まず実行したのは、工場の品質・衛生管理のクオリティを上げることだ。現地の品質管理担当部署と連携し、毎月のように現地を訪問し、工場監査を繰り返す。最初の頃は工場スタッフにその意味や意義が理解されず、幾度となく衝突した。しかし、なかなか結果が出ず、心が折れそうになった時、助けになったのは、「相手を信じる、裏切らない」という銀行員だった父の教えだった。「信じることを始めたら、少しずつ状況が好転し始めました」その後も、花岡は、品質管理担当者に日本での研修を受けてもらうなど、懸命に現地スタッフの教育指導に努めた。

そして、逆風から追い風へ。現地スタッフが自ら動き、当時中国国内で伸び始めていたコンビニエンスストアへの販路を拓き、日本向けから中国向けに切り替えていく中で、工場稼働率が向上。翌年は赤字解消、翌年以降は黒字化を果たした。

「奇跡」だと思った。しかし、その奇跡は市況でも商材でもなく間違いなく人が起こしたものだ。「商売は人があって初めて成り立つもの。どんな背景を持った人であれ、まずは『信じること、信じようとすること』が大切だと実感しました」

DALIAN CHINA
Q&A
兼松で働く魅力
応援してもらえる環境が整っていること。自分の課だけでなく、横断的に仕事をする機会が増えている中、一つの商売に関して、みんなが協力的に動いてくれます。例えば、パスタの加工品を扱うとなったら、他部署のパスタチームと組んで、原料から加工品までトータルで提案できる商売にするなど。機動力の発揮が商機につながります。
今後実現したいこと
日本の外食産業を世界に広めることです。そのために世界に誇れる洗練された物流オペレーションやサービスオペレーションを有する日本企業とその特性を学びながら、新しい商売の取り組みを始めています。例えば、日本の大手ラーメンチェーンと協業し、ジャカルタに出店したのもその一例。「外食なら、まず兼松に相談」と言ってもらえる事業に育てていきたいです。
あなたにとって商売とは?
商売をするということは、売上や利益を上げることだと思いますが、そこに至る基本的な部分で大切なのは、人対人。同じ商売でも、誰が手がけるかでその価値は違ってくる。そこにこだわりたい。他の誰にもない自分だけの個性を活かして、商売相手一人ひとりと向き合い、最高のパフォーマンスを発揮することこそが、私が考える商売です。
仕事の失敗談
20代の頃、徹底的に失敗してきました(苦笑)。例えば、自分では「報・連・相」をしっかりやっていたつもりなのに、相手に伝え切れていなくて大きな失敗につながったこともあります。失敗の度に肝を冷やしたものですが、最近は若い頃の失敗で学習したおかげか、あまり記憶に残る失敗はないように思います。
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