兼松に新卒入社。車両・車載部品第二部に配属。欧州向けの輸出ビジネスを担当。


海外駐在社員レポート(アメリカ)
Sato
2015年入社
大学院農学院 共生基盤学専攻修了
キャリア
ドイツ デュッセルドルフへ駐在 (Kanematsu GmbH Düsseldorf)。
欧州全域の既存ビジネスならびに新規ビジネス立ち上げに携わる。
また、Department Managerとして組織のマネジメントも担当。
ドイツ国内異動でミュンヘン店へ。
四輪だけでなく二輪ビジネスにも携わるが、コロナ禍により苦戦を強いられる。
帰国後、次世代モビリティ事業開発課へ配属。モビリティ関連の新規事業開発に従事。
2回目の海外駐在(アメリカ)。Kanematsu Ventures(KGV)では社長直下の全社横断的な組織として、
世界中のスタートアップの技術探索ならびにその技術を活用した新規事業立ち上げを推進。
シリコンバレーはこんなところ
平均的な一日
6時半起床。オフィスまでは車で20分ほど。時差があるため日本側からメールは午前中に確認することが多い。スタートアップやベンチャーキャピタル、当地日系企業と会議を実施し、新規事業につながる芽を探す。

ランチは12時ごろに取ることが多い。KGVが入居しているPlug and Playにてサラダバーで済ませることもあれば、近くの日本食屋やアジア系レストラン、メキシカンで食べることも。ランチやコーヒーを取りながら打ち合わせすることも多々。

VCやアクセラレータなどが主催する各種イベントに参加。ほとんどのイベントではネットワーキングの時間が設けられており、スタートアップだけでなくベンチャーキャピタルや事業会社など、様々な方々とお話しして、ネットワークを広げる。

イベントで夕食を済ませることもあるが、何もなければ家に帰って夕食。外食は高いので基本的には自炊。他社の新規事業関連の方々と食事をご一緒することもあり、相互に活発な情報交換を行う。時間があれば自己研鑽の時間に費やす。

レポート
日本からは約10時間、世界最先端のテクノロジーが集結するシリコンバレーに位置するKanematsu Venturesでは、世界中からスターツアップを発掘し、その技術を活用した新規事業創造支援を担う「イノベーション・ハブ」として全社横断的に活動しています。スタッフは駐在員2名で少数ですが、二人で全社領域をカバーしています。現地のスタートアップやベンチャーキャピタルとの交流だけでなく、当地には日系企業の新規事業やコーポレートベンチャーキャピタルの担当もたくさんおり、様々な業種の方々と積極的に交流しています。兼松の新規事業に資する革新的技術を発掘することが自分のミッションですが、自身のバックグラウンドとかけ離れた技術も多々あり、日本語でお話を聞いてもよくわからない内容も多数。従って日々勉強の世界。しかしながら、新しいことを知ることはとても面白いことで、非常に刺激を受けています。




シリコンバレーでの駐在経験を通じて培ったスタートアップとの付き合い方や新技術探索などの知見・ノウハウを、兼松グループ全体に伝える伝道師・インフルエンサーとして、新規事業関連で全社的に活動していきたいと考えています。イノベーションはシリコンバレー以外でも活発に起こっており、兼松グループの更なる新規事業創造を加速させるため、グローバルにアクションを起こしていきたいです。

休日は友人とホームパーティーや夏であればBBQを行ったり、ワイナリーを訪問したりして楽しんでいます。近くにワインの名産地がたくさんあり、ワイン好きにはたまりません。少し足を伸ばせば自然もたくさんあり、心身ともにリフレッシュしています。

