入社〜航空宇宙部に配属
上司や先輩のもとで航空自衛隊に捜索機を納入する際の補佐業務や
過去に納入した航空機のスペアパーツ(修理用部品)の販売業務に従事。
小学校から高校までは硬式野球に力を注ぐ。現在は三児の父親として、子供たちと過ごす時間を大切にしている。休日は子供と都内のラーメン屋を巡ったり、家族でキャンプに出かけたりすることで仕事の疲れを癒している。
上司や先輩のもとで航空自衛隊に捜索機を納入する際の補佐業務や
過去に納入した航空機のスペアパーツ(修理用部品)の販売業務に従事。
2009年から2016年まで名古屋支店に勤務した後、アメリカに駐在。
マネージャーとして在米航空宇宙・防衛メーカーとの商談業務に従事。
官公庁に対する特殊任務機(以下特務機)の販売業務に従事。
加えて、整備・訓練事業への進出やドローンを利用した新技術の活用も担う。
経営人材としてこれまで培った経験をもとに、航空産業に関連する新しい
ビジネスを立ち上げることで、兼松のプレゼンス向上に貢献したい。
世界各地で勃発する戦争や紛争、国内で頻発する自然災害など、日本を取り巻く環境は刻々と変化している。これからも日本が安全な国、安心して暮らせる社会であり続けるために何ができるか?そんな想いを馳せながら彼は仕事に挑んでいる。航空自衛隊が用いる航空機に求められる性能は時代とともに高度化を続けており、そこに寄与していく最新鋭の機材・機能の導入提案は彼の大切な仕事の一つ。それに加えて未来を見据えた新たな取り組みにも挑戦している。
その一つが整備・訓練事業といった新事業への進出である。近年、航空自衛隊が管轄する防衛範囲が航空領域から航空・宇宙領域まで拡大。また、人手不足にも直面しており、省人化の動きが加速している。そうした中で、兼松が販売事業だけでなく、航空機が故障した際の整備事業、パイロットの育成事業にも進出できれば、お客様が抱える課題を全て引き受け、お客様の業務効率化促進をサポートできる。「お客様目線に立って考える姿勢を貫く」そんな兼松に根付いた風土を大切にし、時代の変化に対応することで、彼は防衛・航空産業のさらなる発展と会社のプレゼンス向上・信頼獲得を目指している。
防衛省(航空自衛隊)や国土交通省といった官公庁に対して、航空機やヘリコプター、機体に搭載する周辺機器の販売を行う航空宇宙部。その中でも石川は、軍事行動や海上監視、捜索救助、医療避難といった特定の任務に用いられる特務機の販売、納入後のアフターサポート(修理用部品の販売)に従事している。特務機の販売ではお客様から要求される仕様内容は数百項目におよび、提案から納入まで数年を要することもある。そのため、お客様と機体メーカー・装置会社の間に立ち、議論を重ねることで、機体の方向性や仕様を関係者全員で共有し、認識の齟齬をなくしていく彼の存在が肝要となる。また、仕様書には記載されない隠れた顧客ニーズを汲み取り、提案につなげることも石川が担うミッションである。
兼松が代理店を務めるアメリカの航空機メーカー「Textron Aviation Inc.(TAI社)」。航空機業界を代表する企業であり、ビジネス機や輸送機、軍用練習機など幅広い製品を開発しています。TAI社を訪問した際は、打ち合わせを兼ねてマネージャーと一緒によく食事へ出かけます。
航空宇宙部が販売を行う特務機の中でも、自衛隊航空機に事故が起きた際の要救助者探索や発見、確保(位置の特定および監視)に用いられるU-125A救難捜索機。自然災害が発生した時には、いち早く被害状況の偵察を行うことで、最適な救助活動をサポートしています。
就職活動では扱う商材や連携する拠点が多く、幅広いビジネスチャンスが掴めると考え、総合商社を志望しました。その中で、社員の雰囲気や社風が最も自分に合うと感じ、働くイメージが湧いた兼松に新卒で入社しました。
多くの社員がお客様やビジネスパートナーの目線に立ち、「接する相手の満足度を上げるためにどうすべきか」を考えている点です。目先の利益にとらわれず、接する相手と誠実に向き合う姿勢が会社への信頼につながっていると感じます。
今後は航空機の販売やアフターサポートだけでなく、航空機に搭乗するパイロットの訓練事業や機体が故障した際の整備事業にも積極的に参入することで、お客様が抱える幅広いニーズや課題に対して多様なソリューションを提供していきたいです。
就活生の皆さんは社会人経験がないことも影響し、就職活動の最後の企業選びにはとても悩むと思います。そうした際は、「自分の人生を豊かにできる企業かどうか」を軸に就職先をぜひ考えてみてください。大変なこと、悩むことも多いと思いますが、皆さんが最後には悔いのない選択をできることを祈っています。