MEMBER 01
広域

食糧

AOI KAMISOYAMA
上曽山 葵
穀物油脂部農産課
2016年入社
人文学部 卒
手書きメッセージ
OUTLINE
OUTLINE
上曽山は、米、麦を中心とする穀物の輸入・販売を担う部署で、フランスからパンの冷凍生地を輸入して、日本国内で販売する業務を担当している。「異動してまだ間もない今は業務の基本を学んでいる最中です。商品数が多く、それぞれの冷凍生地に含まれる添加物や様々な原料を調べ、日本の法律と照らし合わせて、輸入可能かどうかの判断を行うのも一苦労。一通り業務を覚えた後、新しいビジネスを提案したいと考えています」
EPISODE

あらゆる専門知識をベースに
韓国の現地法人の職能体制を構築せよ!

「韓国の現地法人の職能体制を構築してきてほしい」。上曽山が上司からそう依頼されたのは、入社後、財務部を経て、営業経理部に異動し、4年目を迎えた時のことだった。「韓国で出資先と新規プロジェクトがスタートすることになり、韓国の現地法人が商売に関与することになったものの、これまで現地法人では資金負担や信用リスクを伴う取引をあまり行っていないため、現体制では資金繰りや与信管理などが万全とはいえない。新規プロジェクトがスタートするまでに基本的な職能体制を整備してきて欲しいと。財務、審査、経理、などあらゆる職能の知識が必要であり、いわば、それまでの私の職能業務の集大成とも言えるミッション。その責任の重さに震えました」

上曽山は自らの不安を吹き飛ばすかのように、事前に、現地法人のナショナルスタッフに職能業務を教えるための研修メニューを綿密につくりあげ、韓国へ向かった。研修期間はわずか1週間。その間に、重要出資先との新規プロジェクトを成功させるための土台づくりを完了しなければならない。「短期間に全ての知識を完璧に覚えこむなど不可能。しかし、職能業務の知識を知る目的がしっかり頭に入っていれば、商売が始まった時にそこに立ち返ることができる」そう考え、最初の2時間は、現地法人の社長にも同席いただき、ナショナルスタッフのキーパーソンに「資金繰りがビジネスを運営する上で非常に重要な業務であること」「取引先の信用リスクを見極めて与信枠を設定し、その範囲内で商売をコントロールする重要性」・・・などを伝えた上で、1週間の研修メニュー全体を俯瞰した概要を説明した。

その後、資金繰り、与信、為替・・・など分野ごとに実際の実務に落とし込む研修を実施。その中で上曽山が苦労したことがある。事前に準備した以上の知識・情報が求められる、実務的な質問が次から次へと飛んできたことだ。上曽山はその都度、本社に協力を仰ぎ、自分でも調べながら、回答を用意し、より噛み砕いてわかりやすく伝えた。「財務部と営業経理部での経験から、社内にいる各分野の専門家を知っていましたし、また、どこの誰に何を聞けば正確な知識・情報が得られるかわかっていたことが大いに役立ちました」

さらに、上曽山が心がけたのは、経理担当、営業担当のナショナルスタッフのデスクに赴き、必要書類の種類やシステムの運用方法など実践に即してFace to Faceのコミュニケーションで教えることだ。「単に知識を詰め込まれても不安だろうなと。私自身、入社後、財務や経理の知識ゼロから職能の業務を始めたので、教わる側の気持ちがわかるんです」

1週間の研修期間を終えた時、上曽山は兼松の商売にとって、職能業務がいかに重要かを再認識するとともに、大きなやりがいを実感した。しかし、営業経理部としてすぐそばで営業担当の仕事を目の当たりにするうちに、入社前に抱いていた「営業にチャレンジしたい」という思いが再燃。その後、上曽山は自ら希望して営業部門へ異動した。「職能部門を経験した私だからこそ発想できる商売をつくりあげたいと思っています」

KOREA
Q&A
兼松で働く魅力
新人だから、などと遠慮する必要はなく、思ったことはしっかり発言できる風土です。上席の方々もしっかり話を聞いてくださり、アドバイスや意見をくださいます。また、部署や世代をまたがって交流があるので、全く違う部署や仕事で関わったことのない人まで知り合いができるのも魅力。色々な部署の方のお話が伺えるので、一つの会社にいながら異文化交流をしているようで楽しいです。
今後実現したいこと
今はフランスから素敵な商品を持ってきて日本に広める商売ですが、いつかは「日本のいいもの」を世界に広められるビジネスをつくりたいです。例えば、日本の農産品である米を加工した米粉を輸出するビジネスがあります。米粉で作ったパンはグルテンフリーなので、小麦アレルギーを持った方でも召し上がれます。そんな素晴らしい食を世界に届けられるといいなと夢見ています。
あなたにとって商売とは?
入社後、職能部門に配属されて気づいたのは、営業と職能の両輪があってこそ商売が成り立つということ。例えば、財務部では貿易保険の業務を担当していましたが、リスクヘッジの観点から商流を組み立て直すなど、営業サイドを動かすこともありました。その意味で、営業から職能の業務全てが商売に繋がることだと考えています。
仕事の失敗談
営業経理部時代に1桁間違えて計上してしまうという、あり得ない失敗をしたことがあります。決算時で計上する分量が多かったこともありますが、仕事に慣れてきた頃で若干の気の緩みもあったかもしれません。以来、念には念を入れて何度もチェックし、正しい数字を計上するよう心がけるようになりました。
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